新入生必見!法政日文科の「履修登録って何だ!」
法政大学に入学された皆さん、ご入学おめでとうございます!ありがとうございます!
法政大学文学部日本文学科一年秋山慶太です。
さて法政新入生の皆さんは、学部のガイダンスも終わり、サークルもまあまあ見て回って、顔見知りの友達なんてのもできてLINE交換していたりすることでしょう!してない人も泣かないで。
どんな人でも今この問題に直面していること間違いなし!
履修登録
あのこまっかい時間割表に書かれたちっさな文字と、殺人的な重さのシラバスを新入生スペースでにらめっこしてみたが、文字ばっかりで読みにくいし、わからないところばかり増えていく…
正直もううんざりだ!という方も多いであろう。正直私はもううんざりだ。迷路のような校舎を縦に横に動き回ってガイダンスにでるのももう疲れた。なんだボアソナードタワーって。超高い。めっちゃ怖い。
皆さんの助けになればとの一心で、履修登録とはナンなのかILACとはナンなのか書いていこうと思う。
(このブログの執筆者は2018.4.2に入学した日文科の学生です。本ブログは情報の正確性に配慮しておりますが、一切の情報に責任を負うことができませんのでご了承ください。)
◆そもそも履修登録って?
流石にここがわかってないとまずい。大学というのは時間割を自分で決めていくわけだが、卒業するためのポイント(これを単位という)を貰うためには、「自分はこの授業を受けますよ」と大学に報告しなければならない。これを履修登録というのだ。
◆必修科目と選択必修科目と選択科目の違いがわからん!
わかる。わからんのわかる。
必修科目とは「これやらんと卒業させないぞ」という科目である。語学(英語や第二外国語のこと)や、日文科で言えば「大学での国語力」だとか「日本文芸学概論」だとか「日本言語学概論」だとかである。
選択必修科目とは「この表の中から好きな授業を選んで受講しないと卒業させないぞ」というものである。ここにILAC科目だとか専門科目(黄色い時間割表)が入ってくる。
余談であるがILACとは「市ヶ谷リベラルアーツセンター」の略称であるのであまりビビる必要は無い。
ILAC科目は0群から5群までにグループ分けされており、さらに、基盤科目とリベラルアーツ科目に分かれている。各学部のカリキュラムにしたがって、どのグループからいくつ授業を受けなければいけないか、というのが設定されている。
どの授業がどの群に属しているのか、時間割表を見ていても書いてはいないので、きちんとシラバスを確認するようにしよう。ちなみに、法政大学にはWebシラバスもある。検索機能が充実している為、オンラインが有効活用できる学生はぜひ利用するべきだ。
(2018年度の物になります。)
◆んで実際どうすればいいの?
カリキュラムは学科それぞれといえど、きっと具体例がないとわかりにくいと思われるので、例として私が所属する日本文学科のカリキュラムでILAC科目を組んでみる。
日本文学科は1群、2群、3群が選択必修となっている。日文科の方は履修の手引きp61をお開きください。
基盤科目について、私は一群につき4単位以上とらなければいけない。つまり
1群から一科目
2群から一科目
3群から一科目
これを春/秋と連続してとることで4単位となり、最低ラインはクリアできる。
リベラルアーツ科目について、私は一群につき2単位以上とらなければいけない。
1群から一科目
2群から一科目
3群から一科目
これを春/秋どちらかとることで2単位となり、最低ラインはクリアできる。
ここで大事になってくるのが、「単位は3年かけて取りきるもの」ということ。
一年で卒業までの単位を全部とってやる!その意気やよしであるが、ちょっと気負いすぎである。
実は一年生で取れる単位の量は決まっていて最高で49単位までとされている。
一見多いように見えるだろうが、実は意外と届く量だったりする。
私の場合
必修で12単位
語学で 8単位
体育で 2単位
が既に決まっているため、残り自由に取れる単位は
49-22=27
27単位である。一科目を春/秋とやると4単位になるため、自由に決められるのは
だいたい7科目といっていいだろう。気をつけておいたほうが良い数字だ。
ここまでなら「なんだ全部とれちゃうじゃん」と思う方もいようが、まだ残っているのだ。
専門科目が。
ここからは特に日文科以外の方は自分の手引きと見比べながら脳内変換をお願いしたい。私も自分ので手一杯だ。
そもそも専門科目で危ないところは「一年生ではとれないものがある」ことだ。コマに固執するあまり時間割表ばかりみていると、とんでもない落とし穴に嵌る。
各履修の手引きに「カリキュラム表」というモノが載っている。【2014年度以降入学者】と端に書かれているページ、そこに載っている授業が、私達2018年度入学の学生がとれる授業だ。
これもまた、「単位は3年かけて取りきるもの」を思い出して欲しい。未来の自分に単位を託すでもなく、今頑張りすぎるのでもなく、丁度良い感じに振り分けておくと良いだろう。
選択科目についても書いておきたい。これは「やらなくても卒業させないってことはないけど、勉強したら単位あげるよ」ってやつだ。
必修科目と選択必修科目だけやっていたのでは、卒業ハードルの132単位には届かない。そこにプラスして自分の勉強したい学問、もしくは友達が履修している講義を受けて、初めて132単位に届くように設定されている。 よくできてんなー。
つまり!
◎必修科目は受けなきゃ駄目!
◎選択必修科目は種類をよく見て履修する!
◎選択必修科目は3年生までに取りきればOK!
◎選択科目もとればvery good!
コマを被らせないように注意して、自分だけの時間割を作ろう!
P.S.
実は先輩方のサークル「ミニコミ出版研究会」さんが、「裏シラバス」というモノを発行している。これの中身は学生目線の講義レビューとなっていて、レポートの有無やテストの難易度、教授の性格まで網羅した新入生必携のアイテムとなっている。
4/6まで富士見坂校舎の方で販売しているので、絶対にチェックだ。
閲覧ありがとうございました。
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